RPGツクールMVには名前入力イベントが用意されている?
今更ですが、ただいま製作中のゲームで、初めてプレイヤーに名前を入力してもらうイベントを組みました。
ただ、その後のストーリー展開の都合上、名前が変数に入れられないと不便に感じたので、今回スクリプトを使って実装してみました。
ということで、今回は備忘録の意味もかねて、名前入力の処理で名前を変数に入れる方法などご紹介します!
名前入力の処理イベントとは?
まず、名前入力の処理イベントは、イベントの3ページ目にあります。
ここで名前入力の処理のイベントを組むと、実行時にこんな画面が表示されます。
ここでプレイヤーに名前を入力してもらうと、ゲーム内でこの名前で呼ばれるようになるんですね。
たとえば、こんな感じに名前を呼んでもらえます。
これは変数に入れたので表示されていますが、先ほど入力した名前が表示されています。
では、どうやって変数に入れるかですが、こんな感じにスクリプトを入れてみてください。
まず、名前入力の処理とあり、アクター1番の名前を入力させるイベントを起こします。
その後、変数の操作で(今回はヒロインの幼少期という変数を1番に入れています)、代入先に以下のようなスクリプトを入れます。
$gameActors.actor(1).name()
こんな感じですね。
説明の必要はないかもしれませんが、Actor1番(今回はヒロイン)の名前を変数に代入しています。
実際に変数が名前にも反映されているのかを見ていきましょう!
ちゃんと、先ほどの名前がメッセージウィンドウに表示されています。
ネームウィンドウでも、こんな感じに先ほど入力された名前が入りました。
このように文章を表示すれば…
こんな感じに、名前が入力されます。
ちなみに、ネームウィンドウはYEP_Message_Coreという準公式プラグインを使った例です。
YEP_Message_Coreのプラグインでは、ネームウィンドウの表示に、/n[ ]と表示しても、ウィンドウにならないので、名前を変数に入れて表示する方法を取っています。
スクリプトを利用すれば変数代入も簡単!
ということで、少し長くなりましたが、RPGツクールMVで、名前入力の処理イベントで入力された名前を、変数に代入する方法をご紹介してみました。
今更ではありますが、記事が参考になりましたら嬉しいです!^^