スロットマシーンのプラグインは準公式プラグイン
RPGツクールMVでは、準公式プラグインとして「スロットマシーン」がありますが、こちらはMZにも移植されているようです。
ただ、今回はMVで、スロットマシーンのプラグイン以外は、付属のイベント機能を使って、コイン購入→スロットマシーンの利用→コインとアイテムの交換までの手順をご紹介します。
割と簡単に実装できると思いますので、ぜひ、参考にしてみてください。
①スロットマシーンのプラグインを実装する
まず、今回の準公式プラグインのスロットを実装すると、こんな感じになります。
プラグインを導入すれば、プラグインコマンドで以下のように記述すれば、すぐに実装可能です。
SlotMachine open
では、スロットマシーンのプラグインのDL先ですが、以下にアクセスして、DLしてください。
こちらの圧縮ファイルを解凍すると「v1.1.0Assets」内に、スロットマシーンのIMGファイルとプラグインがあるので、両方プロジェクト内にコピーし、該当のプラグインをONにしてく8ださい。
これで、プラグインのDLと導入は完了です。
②コイン購入所を作る
※画像の変更をしました。
コイン購入所は、プラグインなしでできるので、以下を参考にしてみてください。
テストとして、1G=1コインで購入できるようになっています。
アクターの所持金をゲームデータの所持金と連動させ、コイン所持数(スロットマシーンのパラメータにある変数を指定)と、別にコインの購入用の変数を作りましょう。
数値入力は4桁(コイン購入変数を指定)になっていますが、コインの購入枚数を増やしたいなら、5桁などに変更してみてください。
これで、コインの購入場所は完了です。
※2023/9/22 追記
ご質問をいただいたので、追記です。
コインの購入時に、何も数値を入れない場合、セリフが表示されないようにしてみました。
テストしてみたところ、問題はないかと思うのですが…ご確認お願いします。
③コインとアイテムの交換所を作る
※画像がおかしかったので入れ替えました。
コインとアイテムの交換も、MVのイベントで作れます。
先にコイン購入所を作り、スロットで手に入ったコインと引き換えにアイテムをゲットできるようにします。
まず、先程作っておいたアクターの所持金をゲームデータと連動させます。
次に、所持金の増減で、アクターの所持金をすっからかんにして、その後に、再度「所持金の増減」を行って、コインの所持数を記録した変数分だけ、所持金を増やす形です。
スクリプトの部分は、お金の単位を変えるためのもので、コインは枚で数え、アイテム交換が終わったら、普通の所持金の単位に戻すイベントを組んでいます。
$dataSystem.currencyUnit = 'お金の単位'
ショップの処理では、交換できるアイテムを「購入のみ」にすることと、価格を「指定」にしないと、アイテムに含まれている価格が交換コイン数になってしまうため、あえて「指定」を選びます。
それでは、一連の流れを組むと、どのようにゲームで動作するのかを確認するために、短い動画も用意してみましたので、参考にしてみてください。
基本的にはプラグインは1つでOK
それでは、RPGツクールMVで、スロットマシーンを導入する方法をご紹介してみました。
カジノとは言っても、スロットマシーンだけなのであれですが、せっかく準公式プラグインに用意されているので、コイン交換やアイテム交換なども実装して、ゲームにも取り入れてみてください。
記事が参考になりましたら、嬉しいです!^^