ページをまたがらなくてもランダム会話は可能?
RPGツクール MVでイベントを作る際に、町の住人などと会話をするとき、ランダムで会話を楽しみたいという時があると思います。
一応公式ページに載っている方法では、セルフイベントを使って、二度目に話しかけた時の会話を変えるのは可能なんですが、同じ人に話しかけたときに、ランダムで会話をするには、変数と条件分岐を使えば簡単にできます。
今回は、ランダムで会話をできるイベントの作り方をご紹介します!
まずマップ上に会話したい人物のイベントを作る
まず、マップ上でランダム会話をしたい人を作る必要があるので、マップ上でダブルクリックをしてイベントを開きましょう。
試しに、こんな感じにイベントを組んでみました。
普通に話しかけるとできるイベントなので、詳しくは割愛しますが、このページだけでランダム会話イベントを作っていきます。
変数を用意する
次に、ランダム会話に使う変数を作っていきましょう。
変数の番号は何でもいいので、わかりやすいように今回はランダム会話としてみます。
次にイベントコマンドの「変数の操作」を選び、先ほどの変数を指定して、オペランドを「乱数」に設定します。
ここでは、0~4までの5種類の会話がランダムで表示されるようにしました。
乱数の値を増やせば増やすほど、ランダムで会話が表示されます。
条件分岐でランダム会話を実装
ここまで出来たら、今度はイベントコマンドの「条件分岐」から以下のようにイベントを組みます。
条件分岐で変数を0に指定します。
これで、変数が0の時に、表示したいメッセージを文章として入力すればOKです。
同様に、変数を乱数の分だけ用意し、それぞれの分岐の中で、会話を文章で入力しましょう。
これで、話しかける度に、0~4(5個のランダム)の数の分だけ、ランダムに会話ができるようになります。
1Pで済むので、ぜひ取り入れてみてください。
ちなみに、実際にこのイベントで、住人に話しかけた時を見ていきましょう。
最初に話しかけたときには、このように表示されます。
これで会話が終ったので、再び同じ人物に話しかけてみましょう。
今度はこんな風に会話が表示されればOKです。
ちなみに、最初に作ったランダム変数は、ほかの住人の時にも使い回しが効くので、住人ごとにランダム変数を作る必要はありません。
本来の使い方とは違うかもしれないですが、私はいつもこのパターンでランダム会話を実装しています。
ぜひ、乱数を利用して、ランダム会話を簡単に実装してみてくださいね。^^
乱数を利用すれば1Pで済む?
それでは、RPGツクールMVで、ランダム会話の実装方法などご紹介してみました。
変数の乱数を利用すれば、かなりのランダム会話が楽しめるので、ぜひ取り入れてみてください。
記事が参考になりましたら、嬉しいです!^^