RPGツクールで満腹度などを画面に表示してみよう!
RPGツクールでゲームを作っている最中に、ローグライク系のRPGなどで満腹度などが表示したい時がありませんか?
一応すでに既出されているプラグインで、ステータス画面に満腹度や水分補給の画面が出るものもあります。
ただ、私の場合、ステータス画面ではなく、現在見ているマップで、満腹度を表示したかったんです。
そんな時に便利なプラグインと簡単な使い方をご紹介します!
RPGツクール MVで満腹度など表示できるプラグイン
それでは、まずどんな感じに表示できるのかをご紹介します。
満腹度が3減った時の画像です。
まず、どのプラグインで出来るのかと言いますと、トリアコンタン様のこちらのプラグインを使用します。
こちらを使うと、変数の状態を常時表示することが可能となり、しかもリアルタイムで更新がかかるので、満腹度などはこちらのプラグイン1個で出来てしまいます。
後は、満腹度を歩数によって減らす方法ですが、こちらは、プラグインを使わず、コモンイベントを2個利用して作ります。
歩いた歩数によってMPを回復する方法で、探した方法ですが、逆に歩数によって、満腹度を減らすなどが出来るようになります。
今回は暫定的に、満腹度をMPに置き換え、MPが減ると、満腹度が減るようにしてみました。
では、まずコモンイベントの作り方から。
歩くとMPが減るコモンイベントの作り方
まずは、MP減少などとわかりやすい名前を付けて、歩くと歩数によってMPが減少するコモンイベントを作ります。
ちなみに、最初の行で歩数という変数を新たに作り、その変数のゲームデータから「歩数」を選択します。
次に、歩数の変数の中に、剰余で5と入れました。
これは5歩歩く度に、MPが1減少するために、数字の5が入っています。
歩数の調整は、この数字を変えるだけでOKです。
そして、歩数が0の時という条件分岐とそうでない場合の条件を作り(それ以外のときです)
そこに、二つのスイッチを作り、歩数が0の時には、一つ目のスイッチONに、それ以外の時には、スイッチ2つをOFFにします。
次に作るコモンイベントは、もう少し簡単です。
こちらはわかりやすくMP減少2と名前を付けました。
歩数が5を更新する度に、MPを1ずつ減少させています。
ここでスイッチをONにするのを忘れないでください。
それでは、このコモンイベントを実装する方法ですが…
まず、プレイヤーが歩けないマップの所にイベントを作ります。
まず、下の方にあるトリガーを並列処理にし、先ほど最初に作ったMP減少というコモンイベントを呼び出します。
そうしたら、一旦閉じ、マップ画面の隣当たりに、もう一つイベントを作ります。
こちらの1P目のトリガーは、自動実行にし、2つ目に作ったコモンイベント「MP減少2」を実行します。
この際に、スイッチがONになるように注意してみてください。
2P目のイベントでは、先ほどと違うスイッチをONにしてから
トリガーを決定ボタンなどにして、何も起きないイベントを作ります。
これで、実装は完了です。
そして、ここからがプラグインの出番になるんですが
動的文字列生成プラグインをONにしてから
こんな感じに、満腹度を表示させます。
まず、変数の満腹度にアクターのMPを入れ、プラグインコマンドの「D_TEXT 満腹度:\V[22] 26」などのようにします。
ここでは、満腹度の文字を表示しつつ、変数22の値がリアルタイムで変わります。
末尾に入れた26という数字は、フォントサイズなので、自由に変更してみてください。
次の行は、リアルタイムに変更するかどうかのプラグインコマンドですので、「D_TEXT_SETTING REAL_TIME ON」と入れればOKです。
そしてこちらのプラグインは、表示先をピクチャの位置で変更しますので、例えば、画像の例で言いますと…
ピクチャ10番を表示させ、画像はなしにして、XとY座標を変更させてます。
これで満腹度の表示が出来るようになりました。
トリアコンタン様のプラグインは、非常にわかりやすく使いやすいので、毎回お世話になっております。
それでは、RPGツクール MVで画面に常時満腹度を表示させる方法でした。
記事が参考になりましたら、幸いです!^^