スクリプトを知っておくといろいろ応用が利きます!
RPGツクール MVを使ってゲームを作る際に、メニュー画面のカスタマイズなど行いたくなることはありませんか?
例えばピクチャーボタンを実装した際に、セーブ画面は普通にイベントで出せますが、ロード画面はスクリプトを使うかプラグインを入れないといけません。
スクリプトは大変便利なので、今回は知っておくと便利なスクリプトの一覧をご紹介してみます!
メニュー画面に便利なスクリプト
拙作で申し訳ないんですが、メニュー画面をこんな感じに作る時にはスクリプトが便利です。
こちらの画面の左に並んでいるメニューは、ピクチャのボタンを使って、コモンイベントでそれぞれの画面を呼び出しています。
以下に一覧でご紹介しますので、ぜひ参考にされてください。
- セーブ画面の呼び出し
SceneManager.push(Scene_Save); - ロード画面の呼び出し
SceneManager.push(Scene_Load) - アイテム画面の呼び出し
SceneManager.push(Scene_Item); - ステータス画面の呼び出し
SceneManager.push(Scene_Status); - スキル画面の呼び出し
SceneManager.push(Scene_Skill); - 装備画面の呼び出し
SceneManager.push(Scene_Equip); - オプション画面の呼び出し
SceneManager.push(Scene_Options);
こんな感じに画面を個々に呼び出せます。
たとえば、こんな感じにコモンイベント内でスクリプトを呼び出します。
スクリプトはイベントの3P目にあるので、そちらの中に上記のスクリプトをコピペすればOKです。
他にも便利なスクリプトはありますので、そちらも簡単にご紹介しますね。
ピクチャを一気に消去したいなら?
たとえば、ピクチャ画像をたくさん使用してる場合に、一気にピクチャを消したい時ってありませんか?
スクリプトを知らないと、一つずつピクチャ消去のイベントを組まないといけません。
そんな時には、こちらのスクリプトを使って一気に消してしまいましょう!
$gameScreen.clearPictures();
私は以前似たようなスクリプトを使っていたのですが、↓のスクリプトは負担がかかり重たくなるので、使わない方が良いみたいです。
for(var i = 0; i <= 100; i++){$gameScreen.erasePicture(i)}
マウスの右クリックと左クリックを条件分岐させたい!
後はマウスで操作した場合に、右クリックと左クリックでイベントを分けたい場合などもあります。
マウスのボタンを押したときの挙動を条件にする時などは、以下のスクリプトを使ってみてください。
- 左クリックの場合
TouchInput.isTriggered(); - 右クリックの場合
TouchInput.isCancelled();
上は実装例です。
こちらのように条件分岐にもスクリプトが使えます。
今回のイベントの場合は、トリガーを並列処理でキャンセルボタンを指定しておけば、いつでも右クリックを押したときのイベントが開けるようになります。
後はシミュレーションゲームを作る場合にも、覚えておきたいスクリプトがあります。
日付を取得できるスクリプト一覧
最後に日付を取得できるスクリプトを一覧でご紹介しますね!
●月をスクリプトで取得する方法
(new Date()).getMonth() + 1;
●日をスクリプトで取得する方法
(new Date()).getDate();
●曜日をスクリプトで取得する方法
(new Date()).getDay();
●Hour(時間)をスクリプトで取得する方法
(new Date()).getHours();
こちらのスクリプトを使えば、PCやスマホでプレイしている状態の時間や日付などを取得できます。
たとえば、ツクールで放置ゲームなどを作る場合に、ハロウィンやクリスマス専用のイベントを作る時などに非常に活躍してくれると思います。
それでは覚えておくと便利なスクリプトをいくつかご紹介してみました!
私も実際に使ったことがあるスクリプトも多いのですが、覚えておくための備忘録として残しておきます。
記事が参考になりましたら嬉しいです!^^