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マルチエンディング導入のメリットは?作るのは大変なのに…
ゲーム制作において、エンディングの作成は避けて通れない作業ですよね。
エンディングの長短に関わらず、特別な理由がない限りは必ず必要になるので、力を注ぐ部分でもあります。
そこで重要なのが、エンディングをマルチエンドにするかどうかの検討です。
今回は、マルチエンディングにするメリットやデメリットなどご紹介します!
目次
マルチエンディングのメリットとデメリット
それでは、マルチエンディングを作ることのメリットとデメリットを見ていきましょう。
メリット
- プレイヤーの再プレイ促進
複数のエンディングがあると、「他のエンディングはどうなるのだろう」と興味を持ち、プレイヤーが再度ゲームをプレイしてくれる可能性が高まります。エンディング条件を探す楽しみも加わり、ゲームのプレイ時間が延びます。 - ストーリーの深みを増す
複数のエンディングがあることで、異なる物語が展開され、各エンディングがそれぞれの物語のピースとなり、ストーリーに重みが生まれます。 - プレイヤーの物語への没入
マルチエンドがあると、プレイヤーは選択肢に慎重になり、自分の選択が物語にどう影響するかを真剣に考えるようになります。これにより、物語への没入感が高まります。
デメリット
- 嫌がるプレイヤーがいる
特にバッドエンドを嫌うプレイヤーは、マルチエンドがあるゲームを避ける傾向があります。万人受けするわけではないため、広い層に遊んでもらいたい場合にはデメリットとなります。 - プレイヤーに手間をかけさせる
エンディングの条件が複雑な場合、周回プレイが必要となることがあり、これを手間と感じるプレイヤーもいます。クリア時間が長いゲームでは特に問題となります。 - 製作者の力量が試される
各エンディングがプレイヤーを驚かせ、納得させるものでなければなりません。マルチエンドを作る意義が伝わらないと、プレイヤーにとって意味のないものとなってしまいます。
マルチエンディングを導入する際の考慮点
エンディングの数
一般的には2〜5つのエンディングがよく見られますが、適切な数は決まっていません。
個人的には最低でも3つのエンディングが欲しいところです。
エンディングの種類
- バッドエンド
バッドエンドは他のエンディングを際立たせるために重要です。プレイヤーにとってインパクトがあり、他のエンディングを見る動機づけになります。 - ノーマルエンド
バッドエンドとハッピーエンドの中間的なエンディングです。適度な満足感を提供しつつ、他のエンディングへの期待を持たせることができます。 - ハッピーエンド(グッドエンド)
プレイヤーが求めるポジティブな結末です。バッドエンドとの対比でより輝きを増します。 - トゥルーエンド
制作者が意図する最も正しいエンディングです。必ずしもハッピーエンドである必要はありませんが、物語の核心に迫る結末となります。
フラグ管理
エンディングに到達する条件を明確に設定し、プレイヤーが納得できる形で物語を進行させることが重要です。
選択肢やサブクエストなどを通じて、プレイヤーが自分の行動の結果を理解できるようにしましょう。
マルチエンディングについてのまとめ
マルチエンディングはプレイヤーの体験を深め、ゲームのリプレイ価値を高めますが、デメリットもあります。
エンディングの数や種類、フラグ管理を慎重に考え、プレイヤーにとって満足度の高いエンディングを提供することが成功の鍵です。
記事が参考になりましたら、幸いです!^^